ワークライフバランスを最優先に考えた働き方をしたいのであれば、勤務先の職場環境をチェックしてみることが大切だ。例えば、休日は固定なのか、不定期の休みになるのかなど、休日の取得によってもライフスタイルは変化してくる。ワークライフバランスを実現させたいのであれば、必ず確認すべき点だろう。また、残業時間や育児休暇制度の有無なども子育てをしている方にとっては大切なチェックポイントと言えるだろう。
また、ワークライフバランスを保つためには、職場の協力も必要だ。子育てをしている人の場合、子どもの病気を理由に急きょ休みを取る場合も少なくない。その際、勤務先の社員同士でサポートできる体制が整っている職場なら問題なく仕事ができ、気持ち良く働くことができるだろう。このような点に留意しておくと、子どもがいても、支障なく働けるはずだ。
それから、自分自身もちょっとした工夫をすることが大切だ。その一つが、事前にタイムスケジュールを組んでおくという方法だ。「家事や育児にどの程度の時間をかけられるのか」などを洗い出し、あらかじめタイムスケジュール表を制作すると、行動が可視化できるようになる。1日の流れを把握できると、それだけでも育児や家事の能率がアップするはずだ。
ただし、あまりにスケジュールを詰め込みすぎて、それに沿って動こうとするとストレスを溜め込んでしまうことになりかねない。そうすると、逆効果になってしまうのでその点は注意しておこう。日々の生活の中では、想定していないことも十分に起こり得るので、その都度柔軟に対応する気持ちでいることが大切だ。